米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手に用具提供などサポートする株式会社ニューバランスジャパンは１４日、都内で期間限定店「Ｔｈｅ　Ｓｈｏｈｅｉ　Ｏｈｔａｎｉ　Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ　Ｔｏｋｙｏ」（１５日～２３日）の内覧会を開催した。

　大谷が来日する前、２０２４年３月に発表した大谷のシグネチャーロゴの作成に人気漫画「スラムダンク」の作者の井上雄彦さんが関わっていたことが明らかになったばかり。

　“野球そのものを楽しむ野球少年の姿”をアイコンに、スポーツを体験すること、応援すること、学ぶことの楽しさをより多くの方に知ってもらいたいという思いから開催が実現した。

　期間限定店は３フロアの大規模展開で「Ｔｈｅ　Ｏｈｔａｎｉ　Ｓｉｇｎａｔｕｒｅ　Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ」の新作などの関連商品販売をはじめ、シグネチャーロゴのストーリーや大谷のグラウンドでの躍動感を体感できる没入型スポット、限定カフェなどがそろっている。

　様々なコンテンツを通じて、大谷とニューバランスのこれまでの歩みとともに、「自分の好きなことに真摯（しんし）に向き合い、楽しむ」というメッセージを伝えている。

　同社の久保田伸一代表取締役社長は「井上先生もスラムダンクの奨学金とかやられてます。今回のこのようなロゴ、そして偶然ではあるんですけども、大谷選手のグローブの寄付といったところでですね、やはり皆さん同じような方向を向いて、そしてわれわれブランドとしても、そこをしっかりサポートしていければなという風に思っています。このロゴをつけた商品の展開といったものもしっかりしていきます。それと同時にしっかりと今言った子供へのメッセージ、それから子供だけに限らずスポーツを身近に置いていただいて、何かポジティブなチェンジっていったものをもたらせる機会がもっと作れるようにわれわれは努力していきたいと思っています」と話した。

　今回の限定店については「今回、大谷選手がドジャースの一員として日本に帰ってこられる、非常に大きな話題性になりますので、そこでわれわれも今回このような大きなポップアップイベントをさせていただいております」と説明した。

　期間限定店では９色の限定キャップを販売。大谷が５０／５０を達成した際に使用した「デコピンスパイク」も展示されており、渋谷でも大谷フィーバーがおこりそうだ。