「スラムダンク」作者制作は大谷翔平の希望だった シグネチャーロゴ制作秘話をニューバランス社長明かす
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手に用具提供などサポートする株式会社ニューバランスジャパンは14日、都内で期間限定店「The Shohei Ohtani Collection Tokyo」(15日~23日)の内覧会を開催した。同社の久保田伸一代表取締役社長が、大谷のシグネチャーロゴ制作の秘話を披露した。
同社が2024年3月に発表した大谷のシグネチャーロゴだが、大谷自身が今回の来日前にロゴ制作に人気漫画「スラムダンク」の作者・井上雄彦さんが関わっていたことを明かしたばかり。
久保田社長は「2023年の1月に大谷さんと打ち合わせをしている時に本人側から二つお願いがありました。その一つが井上雄彦先生にロゴを書いてほしいと。社内でもいくつか書いていたんですけれども、そこを見せるまでもなく井上雄彦先生に書いてもらうようにお願いしてくれないかという依頼が一つありました。もう一つはグローブの寄付です」と、大谷の希望で井上さんにロゴ制作を依頼したことを明かした。
続けて「どちらも結果としては実現することができて良かったなと思いますが、特にこの井上先生は有名な方ですし、いろいろハードルがありました。実際、コンタクトしてお願いするんですけれども、非常に素晴らしいアーティストではあるものの、やっぱり本人としては漫画家ということでデザイナーではないと。なので、こういう仕事を受けていいもんだろうかというのは、かなり自問自答があったらしいです。実は何回か打ち合わせをさせていただいて、やっと最終的に快く受けていただきました」と大谷の希望をかなえるまでの秘話を披露した。
期間限定店の7階カフェにはシグネチャーロゴの背景を知ることができるスポットがあり、二刀流ではなく走塁を選んだ理由などが分かるようになっている。また、1階と7階の壁には井上さんが大谷への思いをつづっている。13日には井上さんが会場を訪れ、文章の最後に直筆のサインも入れた。
期間限定店は3フロアの大規模展開で「The Ohtani Signature Collection」の新作などの関連商品販売をはじめ、大谷のグラウンドでの躍動感を体感できる没入型スポット、限定カフェなどがそろっている。
様々なコンテンツを通じて、大谷とニューバランスのこれまでの歩みとともに、「自分の好きなことに真摯(しんし)に向き合い、楽しむ」というメッセージを伝えている。
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