菅野智之、MLBデビュー戦で緊急降板 右手マメか 4回2失点 MLB初登板初勝利ならず 先制点援護直後に逆転許す
「ブルージェイズ-オリオールズ」(30日、トロント)
オリオールズの菅野智之投手(35)が敵地カナダ・トロントで行われたブルージェイズ戦でメジャーデビュー。初回に先制点を援護された直後に逆転を許し、4回4安打2失点でMLB初勝利は手にできなかった。五回のマウンドに上がり、投球練習で1球を投げた後にハイド監督とトレーナー、通訳がベンチから出て投手の状態を確認。右手を気にする仕草を見せた後、ベンチに下がった。右手のマメが原因とみられる。
35歳のオールドルーキーが大きな夢を実現させた。日本投手最年長メジャーデビュー。味方打線が初回に1点を先制し、追い風を受けてマウンドに立った。
菅野は先頭ビシェットへの第1球で150キロシンカーを投げ込む。しかし、低めに外れ、4球連続ボールで四球を記録。21年本塁打王ゲレロをカウント2-1からのスプリットで左飛、3番サンタンダーを2ボールからスプリットで右飛に打ち取り、走者を一塁へくぎ付けにしたが、4番ヒメネスにカウント0-1からの外角低めスプリットを左中間二塁打にされ、2死二、三塁の窮地に陥った。
迎えた打者はメジャー通算261本塁打の5番スプリンガー。1ボールからスイーパーで空振りを奪い、スプリットでファウルを打たせて追い込んだところまでは良かったが、4球目、外角低めのボール気味のスイーパーを中堅前へ運ばれ、2失点。リードを守り切れず、逆転を許した。
二回を三者凡退。三回1死からシングルと四球で一、二塁にされたが、ヒメネスをカウント2-2からカーブで中飛、、スプリンガーをカウント1-1からカットボールで一直に仕留めて追加点を許さなかった。1点を追う四回を3人で終わらせ、投手戦に持ち込んだ。
しかし、五回の投球練習時にまさかのアクシデント。右手を気にする仕草を見せた後、マウンドを降りた菅野だったが、治療を受けることなく、ベンチ最前列で試合を見守った。