ドジャース ベシアが絶叫!無死満塁のピンチを大脱出で山本由伸の2勝目も守る 長女死去の悲劇から約半年 立てなかったWSの舞台で気迫の投球
「ブルージェイズ-ドジャース」(7日、トロント)
ドジャースのアレックス・ベシア投手が炎の好リリーフで無死満塁のピンチを脱出。山本由伸投手はベンチで笑みを浮かべ、戻ってきた左腕と熱いハグ。大谷翔平投手も拍手を送る熱投だ。
七回、今季最長のマウンドに上がった山本が乱れた。先頭の岡本に右中間真っ二つの二塁打を浴び、続くクレメントには三塁へバントヒットを決められ、無死一、三塁とピンチを広げた。
ここでロバーツ監督がベンチを出てきて交代を決断。2番手としてベシアが上がったが、四球で無死満塁とピンチを広げた。
それでもここからヒメネスを力でねじ伏せて左飛に打ち取り、三塁走者の岡本はタッチアップできず。バレンズエラは高めのフォーシームで空振り三振に仕留めて2死までこぎつけた。
さらにスプリンガーには力強いフォーシームで追い込み、最後は押し込んで平凡な右飛。タッカーがキャッチすると思わず雄たけびをあげた左腕。天国の長女に届けるロジャースセンターでの激投だ。
ベシアは昨年のワールドシリーズを「深刻な家庭の事情」のため欠場。シリーズ中にはドジャースの選手だけでなく、ブルージェイズの救援陣も帽子にベシアの背番号51を記して出場していた。終了後に自らのSNSで生まれたばかりの長女・スターリングちゃんが10月26日に死去していたことを発表。「この困難な時期に理解と支えをくださったドジャースの皆さんに感謝します。野球界の仲間たちが私たちのもとに駆けつけてくれました。彼らなしでは、とても乗り越えられなかったと思います。ドジャースファンの皆さん、ブルージェイズ球団、そして全ての野球ファンの皆さん、愛とサポートを本当にありがとうございます」とメッセージをつづっていた。
悲劇から約半年、ワールドシリーズの舞台で圧巻の投球を見せたベシア。ナインも拍手で左腕を迎えた。
