佐々木朗希 メジャー初2桁10奪三振の快投!7回2安打無失点に本拠地がロウキコール メジャー移籍後最速100・6マイル計測 完全覚醒のマウンドで表情豊かに ド軍はサヨナラ勝ち

 「ドジャース1-0エンゼルス」(5日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手が先発マウンドに上がり、7回2安打無失点、メジャー移籍後最多となる10奪三振をマークした。打線の援護なく4勝目は逃したが、二回にメジャー最速となる100・6マイル(161・9キロ)を計測するなど、潜在能力を開花させたマウンドになった。チームはフリーマンのサヨナラ弾で連敗を阻止。再び貯金を「18」に戻した。

 六回、この試合初めて先頭打者の出塁を許した。それでも続くトラウトを見逃し三振に仕留めた。コントロールミスだったが、思わず胸をなでおろすような仕草を見せた佐々木。その後、ネトに二盗を決められたが、後続をしっかりと打ち取って充実の表情を浮かべた。

 そして七回、先頭のウォルトンをスプリットで空振り三振に仕留め、メジャー移籍後最多の9個目。ペラザには浮いたスプリットを捉えられたが、中飛に打ち取った。マドリガルには2球で追い込み、最後はスプリットで10個目の三振を奪った。マウンドを降りる際にはスタンドから「ロウキ」コールが沸き起こり、右腕の完全覚醒をファンもたたえた。この回限りで降板となり4勝目は逃したがメジャー最長タイの7回を2安打無失点に抑える圧巻投球だ。

 この日は初回にメックラーへ今季最速タイとなる100・4マイル(約162キロ)を投じた。そして二回、ペラザにメジャー最速となる100・6マイルを計測。打ち返されるもフリーマンが鮮やかにゴロをキャッチし、バックの守りにも助けられて2イニング連続の三者凡退。これまでの最速は昨年の東京開幕シリーズ第2戦で出した100・5マイルだった。

 以降はロハスの好守などバックのファインプレーにも助けられ、テンポよくアウトを積み重ねていった佐々木。五回1死からマドリガルには浮いたスライダーを捉えられ左越えの二塁打を浴びた。この試合初安打を許したが、続くオホッピーを三ゴロ。フレイジャーを低めのスプリットで空振り三振に仕留めると、マウンドで吠えた。

 佐々木は前回登板のフィリーズ戦で六回途中1失点。5月5先発の防御率は3・18。ロバーツ監督は登板ごとに安定感を増す24歳を「本物のメジャー投手になった。揺るぎない自信が感じられる」とたたえていた。

 その言葉通り、この日のマウンドではチームの好守に笑みを浮かべ、納得のいくボールには自信に満ちた表情。危ないボールには苦笑いを浮かべるなど、表情豊かに先発の責任を果たした。

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