佐々木朗希が大暗転 5回無失点の快投が六回に突如崩れ降板も5勝目!本拠地のスタンドはスタンディングオベーション ドライヤーが好救援

  「ドジャース6-2マリナーズ」(30日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手が先発マウンドに上がり、6回途中2失点で5勝目をマーク。六回に突如崩れたが、本拠地のファンは総立ちで右腕をたたえた。

 初回に1死からアロザレーナに101・5マイル(163・3キロ)を計測した佐々木。四球で歩かせてしまったが、続くカンゾーンをABSチャレンジで見逃し三振に仕留めた。

 この場面、佐々木が先に頭をポンポンと触り、それを見てラッシングが球審に向かって頭をさわった。ボールは約3分の1がギリギリでストライクゾーンをかすめており、本拠地のスタンドは大きくどよめいた。自らの意思でチャレンジを発動したのは初めてだった。

 ここまでドジャースの先発投手でABSチャレンジを自らの意思で発動したのは大谷が1度のみ。山本、シーハン、ロブレスキー、ラウアーはいずれもゼロで異例のチャレンジだった。

 続くロドリゲスの打席で牽制悪送球となり得点圏に走者を背負ったが、初球から臆することなく100マイルを投じた。カウント1-2と追い込むと、最後はスプリットが浮いてしまったが、左飛に打ち取った。

 以降は安定感溢れる投球で5回を無失点に抑えた佐々木。だが六回、先頭・ヤングが放った右中間への打球にパヘスのまずい守備が絡んで三塁打となり、無死三塁のピンチを背負うと、アロザレーナに適時二塁打を浴びた。さらにカンゾーンへの四球、ネイラーの安打で1死満塁の大ピンチ。ここで昨季ア・リーグ本塁打王のラリーにカウント3ボールとなった。

 球速も低下してきた中で押し出しの四球。2点目を失ったところでロバーツ監督がベンチを出て降板を告げた。ここでドライヤーが登板。佐々木がベンチで祈るように見つめる中、レフスナイダーを三振に仕留めると、ウィルソンを打ち取って鮮やかにピンチを脱出。ベンチでは拍手して左腕を迎え、ハイタッチをかわした。

 佐々木は後半戦に入り、好調をキープ。17日のヤンキース戦ではメジャー移籍後自己最速を更新するなど100マイル超を21球マークし6回途中無失点。24日のメッツ戦では7回1失点の快投で2カ月ぶりの4勝目を挙げていた。

 これで佐々木は自身2連勝となる5勝目をマーク。4カード連続の勝ち越しでMLB最速70勝到達に王手をかけた。

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