佐々木朗希が5勝目 6回途中2失点に本拠地ファン総立ち 大谷翔平は左膝痛19戦ぶり欠場でベンチで勝利見届ける ド軍は4カード連続勝ち越しでMLB最速70勝に王手
「ドジャース6-2マリナーズ」(30日、ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手が6回途中5安打2失点で自身2連勝の5勝目をマークした。90球を投げて最速163・3キロ。防御率を4・64に良化させた。チームは後半戦に入って4カード連続の勝ち越しとなり、MLB最速での70勝到達に王手をかけた。大谷翔平投手は左膝痛のため、スタメンを外れ、4日のパドレス戦以来、19試合ぶり、今季6度目の欠場。ベンチから勝利の瞬間を見届けた。
初回、1死一塁からカンゾーンに対して内角低めのフォーシームがボールと判定された。ここで佐々木はすぐさま頭をポンポンと叩いてABSチャレンジを要求。それを見たラッシングも同様の仕草で球審に伝えた。
ボールは約3分の1、ストライクゾーンにかかっており判定が覆って見逃し三振。スタンドはどよめき、ピンチを未然に防いだ。佐々木にとって自らの意思でABSチャレンジを行使したのは初めて。ドジャースの先発陣では大谷が1度だけという状況の中、敢然と自らの意思を主張し、価値ある1アウトを奪ったことで勢いに乗った。
牽制悪送球で2死二塁のピンチを背負ったが、4番・ロドリゲスを左飛に打ち取った。直後にベッツの2点二塁打で主導権を引き寄せると、テンポを上げた。5回まで無失点の快投。100マイルを連発し、マリナーズ打線に付け入る隙を与えなかった。
しかし六回、先頭のヤングに右中間へ痛烈な打球を打ち返されると、パヘスのまずい守備もあって三塁打にしてしまった。ここからアロザレーナの適時二塁打で1点を返されると、なおも安打と四球で1死満塁のピンチを背負った。ここで昨季のア・リーグ本塁打王のラリーに対して押し出し四球。ロバーツ監督がベンチを出て交代を告げた。
大暗転の内容だったが、本拠地のスタンドは総立ちで佐々木に拍手を送った。後半戦に入って3試合連続で試合を作った右腕の成長をファンも認めた。その後のピンチをドライヤーが鮮やかに火消し。ベンチに戻り祈るような目で見つめていた佐々木は左腕を笑顔で出迎えてハイタッチ。パヘスからは謝罪の意を示されるシーンもあった。
ドジャースは四回にラッシングが12号3ランを放つなど、マリナーズの難敵右腕・ウーを見事に攻略。後半戦に入り4カード連続の勝ち越しとなり、MLB最速70勝到達に王手をかけた。
