菅野智之にロッキーズファンが「幸せだった」「終わりを嘆くのではなく」打者天国で11勝→トレード期限前に降板時には盛大なスタオベ 感傷的な光景に
「ロッキーズ3-1ロイヤルズ」(31日、デンバー)
ロッキーズの菅野智之投手が先発し、6回2/3を5安打1失点、2奪三振。自身7連勝でメジャー自己最多11勝目を挙げた。2カ月間負けなしの右腕に本拠地のファンは惜しみない拍手を送り、感動的な光景が広がった。
それも8月のトレードデッドラインを目前に控えており、菅野はロッキーズで最後の登板になる可能性があったため。ロッキーズはナ・リーグ西地区で首位ドジャースと26ゲーム差の最下位に低迷。ワイルドカード争いでも圏内まで14ゲームと限りなく厳しい状況だ。
ベテラン投手を放出して見返りに若手有望株を獲得する。MLBで下位に低迷するチームが夏のトレードデッドラインに行う恒例行事とも言える。菅野はマウンドを降りる際には笑顔でチームメートとハグをかわした。仲間たちは感傷的な表情を浮かべ、デンバーのファンも総立ちで惜しみない拍手を送る異例の光景となった。
今後、プレーオフ進出を狙うチームが先発補強を行う上で菅野は有力候補の一人になると米メディアで目されている。気圧の関係で打球が良く飛ぶとされるクアーズ・フィールドを本拠地としながら、抜群の制球力と投球術で11勝をマーク。チームに2桁勝利投手が誕生したことも久々だった。
それだけにロッキーズファンも球団公式Xに「菅野を知ることができて幸せだった」「もしこれが彼と私たちと最後の試合なら、私は彼のことが大好きでした」「終わりを嘆くのではなく、その時間を過ごせたことを喜ぼう」と書き込んだ。
今夏のトレード市場ではタイガースのスクバル、ブルージェイズのガーズマンらが有力候補として名前が挙がっている。トレード期限は3日後の8月3日(日本時間4日)だ。
