ドジャースのプレーオフ“控え左打者枠”論争勃発 復帰目前ラッシングか21歳新星デパウラか ロバーツ監督「良い議論になると思う」ヘソンらも候補

 「ドジャース7-0パドレス」(22日、ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が試合前の会見でプレーオフの登録メンバーについて言及。控え左打者の枠として、大谷翔平投手の負傷者リスト入りに伴い、11日に2Aから“飛び級”でメジャーデビューしたホスエ・デパウラ外野手を高く評価する一方で、右肘痛から復帰間近のダルトン・ラッシング捕手に関してはレギュラーシーズンの残り試合が少ないことから「厳しい状況」との見解を示した。

 ドジャースはあすの試合前に左の主砲、大谷を戦列復帰させる予定。プレーオフに向けた編成を考慮すれば、ロハスやキケ・ヘルナンデス、エドマンとポジションがかぶるフリーランドか、代役DHとして出場していたデパウラがメジャー26人枠から外される可能性が高いが、指揮官は「誰と入れ替えるかまだはっきりしていない」と明言を避けた。

 その一方で、ここまで11試合に出場し、打率・323、1本塁打、7打点、OPS1・081をマークしているデパウラを高く評価。「本当に素晴らしい仕事をしてくれている」と目を細めた。

 試合前の会見で話題になったのは、デパウラと同じ左打ちで、右肘痛からの復帰を目前にしているラッシングの処遇だ。メジャー2年目の25歳はここまで78試合に出場し、打率・249、12本塁打、36打点、OPS・798。8月以降は右肘痛により長期離脱し、わずか5試合(先発1試合)しか出場していないが、開幕直後には7試合で6本塁打を記録するなど、爆発力はある。ロバーツ監督は同捕手について「打席に立てる状態にあるので、どこかのタイミングでチャンスを与えたいと思っている。ただ、残り試合は少なく、明日(23日)になるのか、木曜日なのか、金曜日なのか、まだ分からない」と、復帰のタイミングが不透明であることを明かした。

 監督としてポストシーズンのベンチ枠に入れる評価の基準を問われると、「質の高い打席。ストライクを振り、ボールを見極めて出塁できること。2人とも長打力はあるし、良い議論になると思う。ただ、ベンチからの打席は非常に難しい。誰がチームに最も良いチャンスを与えてくれるかを見極めないといけない」と返答。「率直に言えば、ダルトンにとっては厳しい状況だ。長期離脱していることもあり、残りの試合でプレーオフ・モードに入るのは簡単ではない。もちろん、彼を否定しているわけではなく、彼はこれまで本当に良い働きをしてくれた。ただ、状況として難しい。一方で、ホスエ(デパウラ)は継続して打席に立っている。打席の安定感は評価しないといけない。だから、我々はその点を踏まえて議論し、最終的な決断を下すことになる」とも話した。

 ラッシングにとってはスミスの控え捕手のフェデューシアも同じ左打者なのは逆風だ。メジャーでの実績があり、現在は3Aでプレーしている内外野をこなす俊足巧打のキム・ヘソンも候補の一人。レギュラーシーズン残り5試合。ドジャースのフロント・首脳陣の結論に注目が集まる。

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