坂本花織 悔し涙の銀から一夜明け 現役続行への未練は「マジでない(笑)」前夜はりくりゅうらと打ち上げ「一睡もできず」「今大会の言葉は“充実”」

 ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した坂本花織(25)=シスメックス=が20日、ミラノ市内で記者会見を開いた。

 悔し涙の銀メダル獲得から一夜明けた坂本は、「昨日のフリーで自分の納得いく演技ができず、最後、オリンピックで一発決めたかったのは正直あった。いろんな人に最高の姿をお見せすることができなかったのは悔やまれますが、頑張ってきたことが銀メダルにつながった。それは受け止めようと感じたことです」と心境を吐露。前夜について、「(銀メダル獲得後から)一睡もできず、帰りも遅くなり、きょうの朝まで時間経つのが早く、帰ってからはりくりゅうとトレーナーさんと打ち上げしました」と笑った。ペアで金メダルを獲得し、切磋琢磨してきた木原、三浦と思いを分かち合ったという。

 プライベートでも仲のいいりくりゅうと、どんな話をしたか問われ「りくりゅうとは、璃来と龍一くんの夫婦げんかみたいなのをずっと聞いていました。『かおちゃん聞いてよーりくがさー』『だって龍一くんがー』みたいなやり取りをずっと聞いてます。それを見て、仲良しやなー、と。ほんわかムードみたいな感じです」と笑った。

 今季限りでの引退を表明しており、五輪最後の演技を披露。完璧な演技とはいかなかったが、フリー147・67点、合計224・90点をマーク。演技後は悔し涙がこぼれた。悲願だった金メダルはならなかったが、北京を超える堂々の銀メダルに輝いた。

 今後について問われると、「世界選手権の言葉は控えます」と語るにとどめた。現役引退を決めているが、あらためて「未練はない。このシーズンでやり切るのは決めていた。21年間やりきったのが大きい。未練はマジでないです(笑)」ときっぱり言い切った。

 五輪を振り返り、「団体戦も個人戦も充実。目標としていた団体、個人ともに銀メダル以上の目標も達成できた。団体戦では今までにない以上楽しめたし、個人戦に励みになった。日々こんな充実していることはないなと思ったので、今大会の言葉は“充実”です」と笑顔で表現した。

 ◆坂本花織(さかもと・かおり)2000年4月9日、神戸市出身。4歳でフィギュアスケートを始めた。神戸野田高を経て、神戸学院大経営学部卒。16年全日本ジュニア選手権で初優勝し、17年世界ジュニア選手権は銅メダル。全日本選手権は18年に初優勝し、21年から5連覇を達成。五輪は18年平昌6位、22年北京は銅メダル、団体は銀。GPファイナルは23年に優勝。世界選手権は22年から3連覇し、25年は2位。全日本選手権5連覇。159センチ。

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