東京五輪が8日夜に閉幕し、海外選手や大会関係者の帰国がピークを迎えた。混雑緩和のため、選手村で荷物の預け入れなどができる仕組みを導入したが、成田、羽田両空港では9日、一部カウンターに行列ができた。一方、24日に開幕するパラリンピックの選手団の到着も本格化している。
大会組織委員会によると、9日に出国する関係者は約1万人。成田空港には選手団を乗せたバスが次々と到着し、同日から設置された専用の保安検査レーンを通過していった。
各地で事前合宿するパラ選手団の来日も本格化。広島県で事前合宿するメキシコ代表が9日朝、成田に到着した。