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【競馬】今年のハイライトとなりそうな秋の天皇賞に大注目

 10月3日に秋のG1シリーズの開幕レースとなるスプリンターズSが行われ、3歳馬のピクシーナイトがV。スプリント界に新星が誕生した。

 いよいよ競馬シーズンの到来。この秋、記者が最も注目しているG1は天皇賞・秋(10月31日・東京)だ。昨年の3冠馬コントレイル、G1・5勝馬グランアレグリア、今年の皐月賞馬エフフォーリアが出走予定と豪華メンバー。それだけでも必見のレースとなるが、この3頭それぞれにとってこの一戦には大きな意味があると思っており、注目している。

 コントレイルは父ディープインパクト以来となる無敗で3冠を制す偉業を達成。しかし、その後はジャパンC2着、大阪杯3着と敗戦が続いている。ハイレベルだったジャパンC、重馬場で本来の力を発揮できなかった大阪杯と敗因はあるものの、陣営としては無敗の3冠馬としてこれ以上は負けられないとという気持ちは強いはずだ。

 84年グレード制導入後、初となる1200メートル、1600メートル、2000メートルのG1制覇を狙うグランアレグリア。ファーストチャレンジだった大阪杯は4着に敗れた。2000メートルの距離が影響したという見方もあるが、記者の見解はコントレイルと同様に重馬場が敗因だと思っている。良馬場なら違う結果になっていたはず。

 安田記念2着後はここに備えて放牧に出て、9月29日に美浦トレセンへ帰厩した。藤沢和師は「いつもの帰厩後の雰囲気と変わらない。さすがベテランだね」とうなずく。いい形で夏を過ごしたようだ。偉業達成となれば、競馬の歴史に新たな1ページが刻まれることになり、来年2月いっぱいでの定年が決まっている師にとってもかけがえのない勝利になる。

 エフフォーリアは昨年のコントレイルに続き、無敗のダービー馬を狙ったものの、ゴール前でシャフリヤールに差されて2着に敗れた。その差はわずか10センチ。ダービーレコード2分22秒5の決着とハイレベルだった一戦で涙をのんだ。そんな皐月賞馬が秋の初戦として選択したのが、古馬と対戦する天皇賞・秋。現3歳世代の代表格としてぶざまな姿は見せられない。

 9月30日に放牧先のノーザンファーム天栄(福島県)から美浦へ帰厩した。鹿戸師は「馬体が増えてパワーアップしている感じです」と好感触。いい状態でレースを迎えられそう。

 そんな3頭が対戦する今年の天皇賞・秋は、どんな結末が待っているのだろうか。(デイリースポーツ・小林正明)

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