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【野球】ロッテ 前半戦総括 誤算はレアードとマーティンの不振 復活なら逆転Vの可能性も

 6月初旬にはワースト借金9に苦しんでいたロッテは、7月の追い上げで前半戦を終え、貯金2まで盛り返した。誤算はやはり、レアード、マーティンと現場も予想もできなかった極度の不振だ。

 レアードは打率・201、14本塁打、44打点。マーティンは打率・161、7本塁打、21打点で、不調により2軍で調整している。昨季はリーグトップの584得点を挙げた打線も、前半戦はリーグワースト294得点と、明らかに打線の影響があった。井口監督は「両外国人選手の打点と本塁打は絶対に必要」と話していただけに、痛い誤算となった。

 両大砲が本調子でない中でも、野手陣にも、収穫はある。今季は高部が台頭し1、2番打者としてリーグトップの29盗塁をマーク。昨年10月に右手首を手術した井上も7月から昇格し中軸として機能してきた。右の長距離砲として一昨年のいい状態に取り戻しつつあるだけに、マーティンと、レアードの復調が待たれる。

 打線の低調だけでなく、前半戦序盤はリリーフ陣がひっくり返されるケースも多々あったが、メジャー通算155セーブ右腕、オスナの加入後は劇的に変化した。八回、もしくは益田が連投中の時は九回も任せられるリリーバーとして2勝0敗、5ホールド1セーブ、防御率0・82と実績にたがわぬ安定感を見せるや、ほかのリリーフ陣にも好影響をもたらしてきた。東條、オスナ、益田、ゲレーロと逃げ切りパターンがしっかり確立された。オスナが6月24日に初登板後、終盤の逆転負けは1試合のみの好循環となっている。

 安定したリリーフ陣に加え、7月1日の登板で右手のマメをつぶした佐々木朗は、後半戦は登板機会が増えそう。投手陣はまずまずの安定感を見せているだけに、首位ソフトバンクを2ゲーム差で追う後半戦は両助っ人大砲が、絶好調でなくても、それなりの成績を残せば逆転Vの可能性も十分ある。(デイリースポーツ・水足丈夫)

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