世界一過酷な仕事とは…思わず感涙 基本24時間勤務、無休、給与0円

 私も先日、初めて目にしたのですが、「世界一過酷な仕事」と書かれた、求人担当者と求人広告を見てきた求職者たちの、ビデオチャットで面接を実施した様子が動画として映されています。まずはその労働条件を見てください。

 職種:Director of Operation(現場総監督)。さらに多くの役目を兼務することもあり。勤務時間:基本24時間(週135時間以上/週7日)。徹夜あり、休憩はほとんどなし。必須能力:交渉力、交際力、医学、金融学、栄養学。特徴:複数のプロジェクトを担う。立ち仕事で体力を使う仕事が多く、ほとんど座る時間はない。常に周りに注意を払う必要がある。備考:休日やクリスマス、正月にはさらに仕事が増える。ランチはすべての同僚の後に食べることになる。給与:0円(ボランティアのような感じで完全無給)。(注)ただし、現実にこの仕事を担ってきた人(先輩)は数十億人います。

 想像を超えた労働条件に「合法なのか?」「ありえない」「クレージーだ」と呆れる求職者たちに対して、最後に求人担当者が、その仕事は「お母さん」だと、淡々と伝えます。実はこれ、アメリカのグリーティングカードの会社が「母の日のキャンペーン」のために製作した動画だったのです。

 最後のオチが「お母さん」だと知った求職者たちの様子。笑いと涙、深く納得した表情がすごく印象的です。恥ずかしながら私もちょっとウルッとしてしまいました。母の日に合わせて掲載すれば良かったのですが、私も最近見つけたもので。

(https://www.youtube.com/watch?v=WcidfzfIWdE&t=5s)

 ◆松本浩彦(まつもと・ひろひこ)芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

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