井上尚弥、ダスマリナス撃破へ怖いのは「バッティングだけ」 勝てば統一戦の見通し

 「ボクシング・WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(6月19日、ラスベガス)

 統一王者の井上尚弥が14日、オンライン上で会見を開き、正式決定したIBF同級1位マイケル・ダスマリナスとのWBA5度目、IBF3度目の防衛戦へ意気込みを語った。

 2020年11月の前戦に続いて本場での試合。前回は無観客だったが今回は有観客で計画され、「ラスベガスのお客さんの前で試合をするのは初めて。現地のファンの心をぐっとつかんで帰ってきたい」と意欲を示した。

 尚弥の目標は4団体統一。大橋秀行会長はこの試合を突破すれば他団体との統一戦を行う見通しを示し、「夢のカード実現への大きな一歩」と強調した。

 相手は身長170センチのサウスポーで、尚弥は「KO率も高いですし、映像を見返してもよく動く」と評し、「どの展開になったとしても対応できる準備はできています」と自信十分。だが、「気をつけないといけないところはバッティングだけ。パンチと一緒に頭を振ってくるくせがある」と強く警戒。大橋会長も「つまらないバッティングで目とかを切っても、今後の試合もあるので、気をつけてもらいたい」と、統一戦へ影響が出る負傷を恐れた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス