入国禁止、スポーツ界に不安の声 国際大会控え関係者

 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の急拡大により、政府が全世界を対象に外国人の入国禁止を決めたことを受け、国際的な大会やイベントを開催するスポーツ関係者からは不安の声が上がった。来年2月の北京冬季五輪の前哨戦、フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは12月9~11日に大阪での開催が迫り、日本スケート連盟幹部は「まだ情報が何も入っていない」と突然の決定に困惑の様子だった。

 GPファイナルでは男子で世界選手権3連覇のネーサン・チェン(米国)や女子で世界最高得点を連発する15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)らの来日への影響が懸念される。

 ボクシングでは12月29日にさいたま市で世界ボクシング協会(WBA)ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)と国際ボクシング連盟(IBF)同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)のビッグマッチを控えるが、日本ボクシングコミッション(JBC)関係者は入国について「現時点では何も分からない」とした。

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