大みそかRIZIN、強敵「笑ってはいけない」不在で視聴率10%目標「千載一遇」

 総合格闘技RIZINは30日、都内で12月31日・さいたまスーパーアリーナ大会に向けての会見を開き、地上波中継の視聴率で初めての10%超えを目標に掲げた。

 会見で榊原信行CEOは、毎年大みそかの中継の裏番組で民放では毎年のように圧倒的な視聴率を記録していた日本テレビ系「ガキの使いやあらへんで!」(ガキ使)の特番で毎年人気の「笑ってはいけない」シリーズがが放送されないこともあって、「千載一遇のチャンス。視聴率を本当に取りたい。みなさんがあっと言うカードを残り1カ月で編成をして勝負に臨む」と意気込みを示した。

 フジテレビ系で放送されてきたRIZIN中継の過去最高視聴率は16年9月25日の8・5%。「ガキ使」だけでなく、NHK「紅白歌合戦」とも競合する大みそかでは18年の7・5%が最高だった。榊原CEOは具体的な目標を初の10%かと問われると、「そうですね」と返答し、「朝倉兄弟(未来と海)を筆頭に発信力のある選手をたくさん作り出せている。そういう選手たちが全力を注いでくれれば数字に結びついてくれるんじゃないか」と期待。「ペイ・パー・ビューや配信が主流になりつつある昨今だが、タダで思う存分見ていただく地上波も死守していきたい」との意義を強調した。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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