シンデレラT4強決定!なつぽい-MIRAI、葉月-コグマ!小波がGウィーク限定復活
「プロレス・スターダム」(17日、後楽園ホール)
女子プロレス団体「スターダム」の第8回シンデレラ・トーナメントの2回戦&準々決勝が行われ、ベスト4が決まった。29日の大田区総合体育館大会ではなつぽい-MIRAI、葉月-コグマの組み合わせで4強戦が行われ、勝者がVゴールを争う。この日の後楽園ホール大会は1151人の観衆を動員。マット界は新型コロナウイルス禍で動員力も低迷していたが、同団体の後楽園大会では20年2月8日(1519人)以来2年2カ月ぶり1000人を突破した。
波乱に満ちたトーナメントは、鹿島沙希が2回戦で岩谷麻優に2度の起死回生を仕掛けて電撃3カウント。岩谷にとって鹿島戦は鬼門で、これで両者の通算成績は4勝4敗となった。館内にどよめきが起こった0分17秒決着は、同トーナメントの最短記録を樹立。19年大会2回戦でスターライト・キッドが葉月をオーバー・ザ・トップロープ(OTR)で破った1分19秒を3年ぶりに更新した。
この鹿島に待ったをかけたのがゴッズ・アイ(God‘s Eye)のMIRAIだ。準々決勝は大江戸隊が総出で鹿島を支援。だがMIRAIは腕十字から左右のラリアートを使い分け、最後はミラマーレ(アームロック)を決めて4強進出を決めた。同ブロックではなつぽいが、7カ月ぶり対戦したウナギ・サヤカをフェアリーストレインで爆殺。8強戦は不戦勝で「絶対ヒロインになる」と、準決勝で対戦するMIRAIに照準を定めた。
後楽園の初メインで勝利したMIRAIは「魂込めて優勝します」と初出場V宣言。なつぽいとは東京女子時代にタッグを組み、スターダムに移籍してからはDDMの仲間だった。今回はシングル初対決で、朱里の新ユニットの一員として自身初のタイトルを狙う。
一方のブロックは7年ぶりトーナメント出場のコグマが大暴れ。2回戦でジュリアとのスリル熱闘をOTRで突破。ジュリアの“クマ・ポーズ”も引き出したところで、準々決勝は桜井まいを飯田岩で下した飯田沙耶と対戦。スターズの同門対決は横入式エビ固めを決めて勝ち上がった。
準決勝は既に4強を決めている葉月とのパートナー対決になる。昨年の10・9大阪城ホール大会では、復帰した葉月と再会マッチを行った。コンビを結成すると秋の公式タッグ大会を制し、ジュリア&朱里からゴッデス王座も奪った。今回は5度目の一騎打ちになるが「対極で戦うことは少ないし、2人のシングルを楽しみたい」と言う。第1回大会では優勝戦で岩谷に敗退しており、今回は期するものがある。
この日は、29日の大田区総合体育館大会でタイトル決闘に臨むワールド王者・朱里と挑戦者ひめかの前哨戦も行われた。壮麗亜美と共闘した朱里に対して、ひめかも舞華との強力コンビで激突。意地の戦いは15分フルタイムで引き分けたが、試合後に朱里がゴッズ・アイの新メンバー「X」を発表。スクリーンに姿を見せたのは小波で「最強のボディーガードとしてゴールデン・ウイーク限定で参戦します。戻る場所は朱里さんのユニットしかありません」と、ゴッズ・アイに合流することを明言した。
小波は体調不良を理由に昨年12・29両国国技館大会のジュリア戦を最後に退団した。今回は体調も回復したようで、地元の5・1広島大会を皮切りに5・3長崎、5・4熊本、5・5福岡、5・7大阪の5大会に限定出場する。小波が大江戸隊からゴッズ・アイにユニットを移籍したことで、渡辺桃とスターライト・キッドが緊急クレーム。「自分のユニットに入れるために一度退団させたんじゃないのか」と朱里を糾弾したが、ユニット抗争もヒートアップしそうだ。
