新日本・ヒロム、3連覇へコナーズ撃破!石森と最終戦「チワワとやるのが楽しみ」

 クラーク・コナーズ(左)に強烈なチョップを決める高橋ヒロム
 クラーク・コナーズ(左)を攻める高橋ヒロム
 クラーク・コナーズ(上)を担ぎ上げる高橋ヒロム
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 「プロレス・新日本」(29日、大田区総合体育館)

 ジュニアヘビー級戦士20人がA、Bの2ブロックに別れて争うリーグ戦「ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア29」の公式戦が行われ、史上初の3連覇を狙うAブロックの高橋ヒロムはクラーク・コナーズを破って5勝3敗の勝ち点10とし、31日に行われる優勝決定戦進出の可能性を残して31日のリーグ最終戦へ進むことになった。

 新日本プロレスLA道場出身で鍛え上げられた屈強な肉体を持つコナーズのショルダータックル、逆水平チョップなどのパワー殺法に苦しんだヒロム。終盤にはスピアーをヘッドシザースホイップからの三角締めDで切り返したが、スピアー、パワースラムで逆襲されてしまう。

 そして、コナーズ得意の変型バスター、トロフィーキルでトドメを刺されそうになったがまたもDで捕らえて反撃。そこからアゴを頭に打ち付ける隠し技を繰り出して最後は再びDも持ち込んで3カウントを奪った。

 試合後、ヒロムは「いやあ、強えな、強いよ、クラーク・コナーズ。このあり得ないほどの力、あり得ないほどの体を作るのに、お前がLA道場出身道場にこもって1人で練習していたのは、オレの耳にもちゃんと入っている。だから今日勝てたと思っている。改めて、LA道場、ストロング(新日本プロレスのアメリカ初の試合配信)を盛り上げてくれてありがとう。またやりたいよ」と相手を称賛。

 そして、この日にフランシスコ・アキラを破って勝ち点12の単独トップに立ったIWGPジュニアヘビー級王者・石森太二とのリーグ最終戦へ目を向け、「分かってるよ。何が何でも勝たないといけない。人の勝ち負け頼りで上に上がるかどうかだな。大丈夫。何度もやっている相手。何度もやっている相手だからこそ怖い。でも、何よりも楽しみだ。今からチワワ(石森)とやるのが楽しみでしかたない」と気持ちを高ぶらせた。

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