但馬ミツロ 圧勝で日本王座獲得 辰吉、尚弥の4戦目上回る2戦目 最短記録更新

 ベルトを手にコーナーに上がって気勢を上げる但馬ブランドンミツロ(撮影・高部洋祐)
 イ・ソンミン(左)を攻める但馬ブランドンミツロ(撮影・高部洋祐)
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 「ボクシング・3150FIGHT vol.3」(14日、エディオンアリーナ大阪)

 元世界3階級王者の亀田興毅ファウンダー(35)がプロデュースする「3150FIGHT」が初のアリーナ大会に進出。メインの日本ヘビー級王座決定戦では但馬ブランドンミツロ(27)=KWORLD3=が、1回1分9秒TKOで韓国ヘビー級王者のイ・ソンミン(31)=韓国=に圧勝し、史上最短の2戦目で日本王座を獲得した。

 日本ボクシング史上初のヘビー級世界王者を目指す但馬が圧勝で日本王座を獲得した。右アッパーカットから連打を繰り出し、わずか69秒でストップを呼び込んだ。

 辰吉丈一郎、井上尚弥らの4戦目を上回るデビュー2戦目での日本王座獲得。ヘビー級はランカーが不足しているため、韓国王者との対戦が王座決定戦と認められた。「記録に過ぎない。偉大な王者たちのように、記憶に焼きつける試合をしていかないといけない。僕の中ではあまり価値はありません」と記録更新については冷静に話した。

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