新日本G1・内藤が逆転のCブロック突破!ザックは118秒で敗れて半狂乱の大暴れ

 ザック・セイバーJr.(左)を攻める内藤哲也
 ザック・セイバーJr.(左)に勝利した内藤哲也
 ザック・セイバーJr.(右)に勝利した内藤哲也
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 「プロレス・新日本」(16日、日本武道館)

 28人が4ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」のブロック最終戦8試合が行われ、Cブロックは内藤哲也が決勝トーナメント進出を決めた。

 この日まで、勝ち点8でトップに立つザック・セイバーJr.を、この日に試合を残して勝ち点6で追う内藤、後藤洋央紀が追う展開だったが、まず、後藤がEVILにディック東郷の介入を利用されて敗れて敗退。続く内藤-ザック戦の勝者がブロック突破となった。

 試合は内藤の挑発に怒ったザックの猛攻から始まったが、内藤は冷静に丸め込み合戦に持ち込んで反撃。一度はスタンディングの攻防になったものの、ザックのザックドライバーを切り抜けた内藤が電光石火の丸め込みでわずか1分58秒で勝利。勝ち点8でザックと並んだが、直接対決の勝敗により内藤がCブロックを突破し、17日のトーナメント準決勝でDブロック1位のウィル・オスプレイと対戦することが決まった。

 してやったりの内藤は「去年のG1クライマックス、今年のニュージャパンカップ決勝戦、そして今回。この1年で3回のシングルマッチ。相変わらず苦手なタイプですよ。そんなザック・セイバーJr.に勝利し、ファイナルトーナメント進出決定。明日の相手はDブロックのウィル・オスプレイ。内藤哲也とウィル・オスプレイによる初めてのシングルマッチ、めちゃめちゃワクワクするぜ」と不敵な笑み。一方、一瞬のスキを突かれてブロック突破を逃したザックは狂乱状態。場外でイスや机を投げ、インタビュールームでも壁にイスを投げつけてほえまくるなど大暴れだった。

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