井上尚弥「それは小っ恥ずかしい」と苦笑い 弟・拓真との座間市内パレード計画を断る

 座間市マスコットのざまりん(中央)と共にイベントを盛り上げる井上尚弥(左)と弟の拓真(撮影・開出牧)
 母校の栗原中学校の生徒が持ってきたお祝いの横断幕に感激の井上尚弥(左端)。中央は弟の拓真(撮影・開出牧)
 イベント後にファイティングポーズを決める井上尚弥(右)と弟の拓真(撮影・開出牧)
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 13日に世界バンタム級4団体統一王座を返上した井上尚弥(29)=大橋=とWBA世界バンタム級2位の井上拓真(27)が14日、出身地の神奈川県・座間市のハーモニーホール座間大ホールで「ざま井上兄弟ファンミーツ」に出席。佐藤弥斗市長は昨年12月にバンタム級4団体統一を果たした井上兄弟に祝賀パレードを企画したが、断られたことを明かした。

 佐藤市長によると、ちょうどこの日の1月14日に実現を提案していたことを明かしたが、井上尚には会場でのトークショー程度で折り合いを付けたという。話を持ちかけられた井上尚は「それはちょっと、小っ恥ずかしいので、これくらい(ファンミーティング)にしてくれと。パレードはきついですよ」と頭をかいた。

 それでも市長は粘る。座間市のマスコットキャラクター「ざまりん」と同乗ならと持ちかけたが23年の実現はならず。弟の井上拓もパレード拒否案には兄に賛同し「自分も結構、恥ずかしがりなので」と、否定的だった。

 それでも佐藤市長は「パパとかざまりんとか一緒なら大丈夫じゃないと口説いているんですけどね」と今後も実現を目指すつもり。井上尚は「要相談しておきます」とかわしたが、来年実現を果たすか。

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