菊池風磨の弟・音央が初のKO勝ち 猛ラッシュで47秒殺に「あんなに飛ばしたことはない」

 47秒でKO勝ちし、NARUTOポーズを決める菊池音央
 入場式に参加した菊池音央
 入場式に参加した(左から)中野幹士、玉山将弥、上野永吉、菊池音央
3枚

 「ボクシング・日・中・タイ友好6VS6親善試合」(18日、後楽園ホール)

 timelesz(元Sexy Zone)の菊池風磨の弟・菊池音央(20)=新日本木村=が、138ポンド(62・6キロ)契約4回戦でゴン・エンコン(中国)に1回47秒、TKO勝ちした。

 入場ではゴンが「ドラゴンボール」、菊池が「NARUTO」の楽曲で入場と、ジャンプ対決になった一戦。菊池は左ジャブから「めっちゃ当たる」とラッシュした。一度は途切れたが、右でよろめかせると再度のラッシュでレフェリーストップを呼び込み、NARUTOのポーズを決めた。

 初のKO勝利を飾った菊池は「体力が切れていいから、行く時は温存しない」作戦だったと説明。練習でも階段ダッシュやスパーリングなども1本目、1ラウンド目から飛ばすようにしていたという。

 減量は計量の2日前に3キロ、前日に2キロ落としてクリアしたものの、ノドと胸が痛くなり「減量に失敗した」と感じた。試合前には「家族に向けて軽い遺書を書いた」と打ち明けるほど体調が不安になったが、計量後のリカバリーは順調で試合も快勝。「過去イチ。あんなに1ラウンドで飛ばしたことはスパーリングでもない」といい、47秒殺は「1分半以上」に感じたと振り返った。

 KO勝ちにも「スコーンと倒したかった」と満足することはなかった菊池。戦績を2勝2敗の五分に戻して「ここから積み上げていきたい」と先を見据えていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス