朝倉未来が社長を務める１分間最強を決める格闘技イベント「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ（ブレイキングダウン）１２」（６月２日、アリーナ立川立飛）への出場が中止となったフルスイング翔太が２７日、自身のＸを更新。「ブレイキングダウン１２出場停止となりました。簡単になりますが、理由は去年から決まっていた他団体に出場したことが規約違反になりました。今回規約書を読まずサインした事に対して本当に反省しています」「僕自身かなり悩み、運営同士の話し合いをして頂きました。僕自身どちらも試合がしたかったですし、昨日の試合も無傷で試合できる状態でした。規約違反は本当に反省しています。朝倉未来さん、溝口さん、瓜田さん、ブレイキングダウン運営様、赤パンニキ選手、村田選手、本当に申し訳ございません」「沢山言いたい事もありますが、僕自身どちらも大切な団体です　今回本当に反省してます。今後も僕自身大好きな格闘技をやりたいですし、フルスイングで色んな大会でやりたい気持ちもあります。謝っても何も変わらないと思うので、今後ないようにします！」と、説明した。

　大会側は同日「弊社が設定する大会規定によりフルスイング翔太選手の出場を中止させていただくことになりました」と発表していた。同選手は大会で赤パンニキと対戦予定で、代替カードは後日発表される。

　フルスイング翔太はオーディションで「ヒロ三河さんと同じ喧王のベルトを持っています。ＲＵＭＢＬＥで去年の１２月に桜井力ってＲＩＺＩＮに出てる選手を１０秒でＫＯしました」とアピール。朝倉は「見たことある。名古屋の地下格出てましたよね？めちゃくちゃブレイキングダウンっぽい」と興味を示し、“アウトローのカリスマ”瓜田純士も「フルスイング翔太、有名」と語った。

　スパーリングの前には朝倉は「これはおもろいぞ。フルスイングは凄いからね。マジでフルスイングするから」と期待をかけ、実際の戦いでは豪快な刺青が入った右腕を駆使し、梶原英二郎を相手にフルスイングパンチで圧倒。朝倉は「強いっすね。彼使いたいですね、フルスイング」と語り、本戦進出が決まり、赤パンニキとの対戦が決まっていた。