YA-MANが覚悟示す「お世話になった人にありがとうと伝えてリングに向かう」 木村フィリップミノルはプロレスの夢告白
「格闘技・FIGHT CLUB 2」(10月5日、ABEMA PPV ONLINE LIVEで有料生配信)
YA-MAN(28)が主催するオープンフィンガーグローブ着用のキックボクシングイベントの、第2回大会の公開練習が30日、東京・秋葉原で行われ、メインイベントで対戦するYA-MANと木村“フィリップ”ミノル(31)がイベント終了後、取材に応じた。
◇ ◇
観客向けの質疑応答では木村と丁々発止の舌戦を展開していたYA-MANだが、取材では「相手をブッ殺すっていう気持ちではいるんですけど、今までお世話になった人に取りあえずありがとうと伝えてからリングに向かおうかなとは思っていますね。死んでもいいやと思ってリングに向かうんで覚悟はいつもあるんですけど、今回は本当にどうなるか分からない確率が高いと思うんで。パンチ力はすさまじいと思うんで」と、最上級の警戒心を告白。
「自分でも楽しみですね、そのパンチを受けて自分がひるむのか、関係なく行くのか、それを知れるのも楽しみです。今までビビったことないんで。ホントにそういうにをもらって自分がどういう反応するのかっていうのが、すごい気になる」と胸中を明かした。
◇ ◇
木村は「プロレスと格闘技を融合したかったりとか、エンターテインメントと融合したいなとか」と夢を語り、国内外で注目を集めているブレイキングダウンやベアナックルファイトに参戦して「そういうのにどんどん出てって自分を売ってって、グローバルな活躍をしたい。格闘技で映画にも出たいし、最終的にはプロレスやりたいです」と、意外な進路を打ち明けた。
「もともとWWEが好きで、ジョン・シナとかブロック・レスナーとかストーンコールド・スティーブ・オースティンとか、自分の中のスター選手がいて、世界観があるじゃないですか。僕が好きなのはエンターテインメントが好きなんですよ。入場が好きだし、選手のスター性が好きだったりするんで、そこに勇気もらったりするんで、そういうのを自分で見せられる選手になれたらなという感じです。体大きいのも正義じゃないですか。夢を与えられるじゃないですか。間違うこともあるけど僕なりの正義を貫いてきたつもりなんで」と、プロレスラーになりたい理由を熱く語っていた。
◇ ◇
昨年11月に行われた第1回大会では、メインでYA-MANと朝倉未来(32)が激突。YA-MANがパンチ連打を浴びせて1回1分17秒、KO勝ちする衝撃の結末となった。