“西の伝説”敗れる 恐喝容疑逮捕、不起訴釈放経て1年ぶりのBD復帰も 中学時代にボコボコにした“暴走台風”にリベンジ許す

 健闘をたたえ合うサップ西成と寿希也(右)(撮影・堀内翔)
 サップ西成が寿希也(右)にパンチを出す(撮影・堀内翔)
 サップ西成(左)にパンチを出す寿希也(撮影・堀内翔)
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 「BreakingDown14」(8日、さいたまスーパーアリーナ)

 朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントの第14回大会が開催され、約1年ぶりの復帰となった“関西の地下格闘技のレジェンド”サップ西成が久々に出場。“暴走台風”寿希也と対戦し、延長判定0-5で敗れる。

 ゴングから打ち合いを要求して前に出続けるサップに対して、寿希也も打撃で応戦。最初の1分では決着がつかず延長戦へ。延長でも激しい打撃戦が繰り広げられた中、有効打と手数で寿希也が上回った。

 サップは今年3月にBDの大阪喧嘩自慢のメンバーであるダイスケらとともに恐喝容疑で逮捕されたが、サップは不起訴釈放となっていた。オーディションでは「この度、色々とご迷惑をお掛けして申し訳ありません。やっと戻ってこれました」と謝罪。溝口勇児COOは「ボランティア活動から慈善活動からやっていただいて、ご本人は逮捕の際は居合わせただけなんだけど、自分は監督責任があるということで自ら名乗り出て、色んなプロセスを経て今日に至ってます」と、説明した。対戦に名乗りをあげたのは、サップ不在時に頭角を現してきた寿希也。中学生の時にサップの地下格闘技に道場破りにいったことがあったそうで、「ガキの頃、ボコボコにされて、そっからずっと追いかけとったんですよ。やってくれませんか」と、対戦実現した。

 本大会はABEMA PPVにて視聴できる。

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