井上尚弥「いいボクシング」 KO勝ちから一夜明け
ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチで防衛を果たした統一王者の井上尚弥(大橋)が試合から一夜明けた25日、横浜市の大橋ジムで記者会見し「強引にいかず、組み立てるいいボクシングができた」と4回にたたみかけてのKO勝ちを納得の表情で振り返った。
当初は昨年12月24日に試合が予定されていたが、サム・グッドマン(オーストラリア)が2度負傷。1カ月延期された上、相手も今月11日に金芸俊(韓国)に変わった。長期の調整を強いられ「普段なら(試合後でも)すぐ練習したいが、今はやりたくない。それだけ張り詰めていた。少しゆっくりしたい」と正直に語った。
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