井上尚弥 5・4防衛戦で4年ぶりラスベガス再上陸「ワクワクしている」

 会見する井上尚弥
 ラスベガスでの防衛戦へ意気込む井上尚弥(撮影・佐々木彰尚)
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 ボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31)=大橋=が5日、横浜市内で会見した。次戦として、5月4日(日本時間5日)に米ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBA同級1位のラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を行うことを正式に発表。バンタム級時代の21年6月以来、4年ぶりの再上陸へ決意を込めた。ファイトマネーは過去最高を更新し、10億円を超える可能性もあるという世界注目の一戦になる。

 ようやく正式発表となったラスベガス再上陸に向けて、尚弥は胸を高鳴らせた。「4年ぶりで非常にワクワクしている。シンコ・デ・マヨ(メキシコの祝日)の特別な日に試合できるのもうれしいし、日本でやっているパフォーマンスを力まずにやっていきたい」。本場のファンが待ち受ける晴れ舞台まで1カ月。「KOでも判定でも(観客に)魅せる試合をしたい」と意気込みを語った。

 今回の相手は当初、WBC1位アラン・ピカソ(メキシコ)が有力だったものの消滅した。白羽の矢が立ったカルデナスの映像を確認した尚弥は「意外と気を抜けない」と警戒。相手のアゴを砕いたこともある右の強打を持っており、「ジャブも強い。骨格的にもしっかりスーパーバンタム級の選手なので、ヒリついた試合になる」と気を引き締めた。

 今回を含め、来春の中谷潤人(M・T)との夢の対決まで4試合を既に計画しており、ダメージを残すこともできないスケジュールとなる。「楽な試合が(一つも)ない。負けたら終わりですから、その計画は。そうならないためにも気の抜けない戦いになる」。負けられない危機感もモチベーションに変えた。

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