辰吉寿以輝が6・7に再起戦 サウスポー苦手イメージ払しょくへ 父・丈一郎は再起に一言「そらそうやろ」
ボクシング元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎の次男で、日本スーパーバンタム級14位の辰吉寿以輝が7日、所属の大阪帝拳ジムで6月7日にインテックス大阪2でフィリピン同級12位のアリエル・アンティマロと対戦することを発表した。昨年12月に東洋太平洋スーパーバンタム級王者・中嶋一輝(大橋)に敗れて以来の再起戦となる。
前回の中嶋戦は左フックの一撃で失神TKO負け。周囲の落ち込み具合と同様に、寿以輝も「めちゃくちゃ悔しかった。倒された瞬間だけ、まだどうしても記憶が戻ってないんであまり実感がないですね。でも映像で見たらやっぱり負けてるんで、なんか変な感じです。もやもやしながら過ごした感じ」と自身に落胆した。
それでも、すぐさま再起に向けて立ち上がった。試合後に「負けたと言われた瞬間に、目の前に嫁がいたんで『まだやるからな』と言ったら、『今は言わんといて』と怒られましたね」と妻に現役続行を宣言。翌日にはSNSを更新し、再起を誓っていた。父の丈一郎も素っ気ないながらも「そらそうやろ」と再起に懸ける息子の背中を押した。
対戦相手にはサウスポーのアンティマロを選んだ。昨年5月のブアトクラトック戦から3戦続けてのサウスポーとの対戦。「みんなに苦手と言われているんで、そうじゃないぞというもちょっと必要」と前回の敗戦で付いたイメージを払しょくしたい。
いずれは中嶋とのリベンジマッチも見据える。「やり返したい気持ちはもちろんあります。それしかないです」と力を込めた。
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