強すぎる王者に会場悲鳴 シェイドゥラエフが朝倉未来に衝撃の1回TKO勝ち パワーで圧倒 投げ飛ばし、バックマウントからボコボコに・・・朝倉は失神、病院へ救急搬送 MMA通算16戦16勝

 朝倉未来をしとめたラジャブアリ・シェイドゥラエフ(撮影・金田祐二)
 1回、朝倉未来をマットにたたきつけるラジャブアリ・シェイドゥラエフ(撮影・金田祐二)
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 「RIZIN 師走の超強者祭り」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 フェザー級王座戦が行われ、王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス共和国)が“路上の伝説”朝倉未来(33)=JAPAN TOP TEAM=を1回2分54秒TKOで沈め、2度目の防衛に成功した。RIZINはこれで6戦6勝、MMA通算は16戦16勝とした。

 “未来”コールが響きわたる中、1回、朝倉は王者の強打を浴びて後退。左ハイキックで距離をとったが、組み付かれると、圧倒的なパワーで投げ飛ばされて、劣勢に。コーナーに詰められて膝蹴り。強烈なパンチを浴びて追い込まれ、バックマウントからパンチの連打を浴びて、レフェリーストップとなった。あまりに一方的な内容に会場からは悲鳴が上がった。試合後、朝倉が動けず、担架で固定されて、病院に救急搬送された。

 勝利者インタビューでは「最高の試合でした。対戦相手の朝倉未来選手と彼のチームに感謝します。2026年、もっと迫力のある試合をみせる」と誓った。

 シェイドゥラエフは24年6月の武田光司戦でRIZINデビュー。今年5月にクレベル・コイケを下し、王座を獲得。9月にはビクター・コレスニックを開始33秒TKOで下し、防衛に成功し、RIZIN5戦5勝としていた。

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