川崎が22試合続無敗のJ1新記録 FW三笘が3戦連発 開幕から17戦無敗

 川崎-札幌 前半、攻め込む川崎・三笘=等々力
 川崎-札幌 前半、競り合う川崎・旗手(左)と札幌・菅=等々力
 川崎-札幌 前半、競り合う川崎・シミッチ(右)と札幌・駒井=等々力
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 「明治安田生命J1、川崎2-0札幌」(16日、等々力陸上競技場)

 川崎が22試合連続無敗のJ1新記録を達成した。後半4分にFW三笘薫(23)が先制点となる3試合連続ゴールを決め、終了間際に途中出場のFW小林悠(33)が追加点を挙げた。

 川崎は2020年11月25日のG大阪戦から続く無敗記録を22試合に伸ばし、12~13年にかけて大宮が記録した21試合連続無敗を更新した。開幕からの無敗記録は17試合となり、15年に浦和が記録した19試合連続無敗にあと2試合と迫った。

 「記録より勝ち切ることにフォーカスしたい」と語っていた鬼木達監督(47)は、試合終了間際に追い付かれた前節仙台戦(12日)から先発6人を入れ替えた。試合は後半開始直後に動いた。右サイドからFW家長昭博(34)が入れた右足クロスを、中央でMF旗手怜央(23)が右足で角度を変え、待ち受けた三笘が右足アウトで流し込んだ。三笘は3戦連発で今季7得点目となった。

 札幌には昨季唯一ホームで敗れ、連勝を12で止められていた。因縁の相手に雪辱し、金字塔を打ち立てた。

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