日本代表 原口元気「正直しゃべることはあまりないです」結果で示す決意
サッカー日本代表のMF原口元気(30)=ウニオン・ベルリン=が4日、W杯カタール大会アジア最終予選中国戦(7日、カタール・ドーハ)に向けてオンライン取材に応じ、決意を示した。
「どれだけ本当にピッチの上でやれるか、表現できるかだと思っている。正直しゃべることはあまりないです。本当にピッチの上だけだと思っている」
0-1で敗れた最終予選初戦のオマーン戦では不発に終わりハーフタイムでの交代となった。「僕のパフォーマンスに対して言い訳するつもりはないです」と言い、「次の試合に向けてどれだけ改善できるか」と見据えた。
前回のW杯ロシア大会最終予選では4戦連発を決める活躍を見せた。「初心に帰ることはすごく大事。W杯に行きたい、そこでプレーしたいって言う思いで突き動かされていた4、5年前と今はW杯もいろんな経験もした。やはり、そこに対する飢えは4年、5年前の方が強かったと思う」と認める。その上で「自分の中でどれだけその熱みたいなものを蘇らせられるかだと思う。それがないなら試合に出ない方がいい。それはまだまだ自分もたくさんあると思うし、十分日本代表のために熱くプレーできると思っている」と気持ちは切れていない。
この日、同じ2列目の主力MF南野拓実(26)=リバプール=がケガのため離脱したが、2連敗は許されない。中国戦へ「もう(初戦で)負けているので尻に火が付いている状態。僕自身の立場もチームも」と覚悟を持って臨む。