前哨戦はC大阪が3発圧勝 清武が完全復活2アシスト ルヴァン杯決勝に弾み

 「天皇杯・準々決勝、名古屋0-3C大阪」(27日、豊田スタジアム)

 ルヴァン杯決勝(30日・埼玉)でタイトルを懸けて対戦する両チームの前哨戦を、C大阪が3ゴール圧勝で制した。

 小菊監督は、前戦リーグ横浜M戦(24日・ヨドコウ)からGK金鎮鉉、MF喜田以外のスタメン9人を変更。3日後の大一番を見据えて大胆な起用に出た。

 その中で頼れる主将が完全復活をアピールした。8月28日のG大阪戦(パナスタ)で右足関節じん帯損傷を負い離脱していたMF清武が復帰後初の先発出場。CKから前半の2得点を演出した。

 前半32分に左CKからゴール前のDF鳥海が頭で先制。4分後には右CKからDFチアゴの高さを生かしたヘッドで追加点。清武の高精度のキックが堅守の名古屋を打ち砕いた。

 後半も主導権は譲らず17分にFW豊川の横パスを受けたオーストラリア代表FWタガートがダメ押し点を決めた。

 前哨戦に3-0の完勝。「リーグ戦から中2日、ルヴァン杯ファイナルまで中2日。選手起用は正直悩みました。ただこの連戦を総力戦で乗り切りたい。試合に絡まない時も準備してくれているメンバーの勝ちたい、試合に出たいというパワーを信頼して、今日のメンバーをチョイスしました。チームとして積み上げてきたものを100%発揮して、内容を伴う勝利ができたことを非常に誇らしく思います」と小菊監督は手応えを語った。

 ルヴァン杯、天皇杯の2冠を獲得した2017年以来の天皇杯4強進出。「チームとして一丸となって埼玉スタジアムに乗り込んで三つ目の星を全員で刻みたい」と小菊監督。勢いに乗って3日後の大一番に向かう。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス