サッカーU22日本代表 香港に4発快勝 アジア杯出場決めた

 「U-23アジア杯・予選、日本4-0香港」(28日、Jヴィレッジ)

 U-22日本代表は勝利した26日のカンボジアから先発を総入れ替えで香港戦に臨み、4発の勝利で予選2連勝とした。1位通過で22年6月に開催予定のウズベキスタンでの本大会出場を決めた。冨樫剛一監督は「23人全員が出場機会を得られた。スタメンも違って戦えたのは育成の成果」と総括した。

 試合は引いて守備を固める相手を崩した。前半14分にFW藤尾翔太(水戸)が「サイドからのクロスに合わせるイメージはあった」と畑大雅(湘南)のクロスに頭で合わせて先制点を奪った。前半を1-0で折り返し、後半4分にも再び藤尾が追加点を決めた。

 同18分には今回のメンバーでは最年長の世代で背番号10のMF郷家友太(神戸)が右足を振り抜きチーム3点目を入れた。結果を残した中でも、「本戦の出場が決まっただけ」と話し、「ホッとしている気持ちはない」と、さらなる高みを見据えた。

 同40分にはFW細谷真大(柏)が2試合連続ゴールでチーム4点目を奪い4-0で終えた。

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