J1昇格の京都 チョウ・キジェ監督「選手の努力のたまもの」

 J1昇格を決め、胴上げされる京都のチョウ・キジェ監督
 J1昇格を決め、記念撮影で大喜びのウタカ(下段中央)ら京都イレブン
 千葉と引き分けてJ1昇格を決め、喜ぶ麻田(左端)ら京都イレブン
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 「明治安田生命J2、千葉0-0京都」(28日、フクダ電子アリーナ)

 京都が2010年以来、12年ぶりのJ1昇格を決めた。試合後都内のホテルに移動し、昇格会見を行った。出席したチョウ・キジェ監督(52)は「1年弱携わって結果が出て、ここにいる選手、来られなかった選手たち、スタッフ、フロントの皆様、アカデミーの選手、親御さん、京都に住んでいるサンガを応援してくれる皆様におめでとうございますと言いたい」と喜びを語った。

 J1湘南の監督だった19年7月に発覚したパワハラ騒動により1年間のS級コーチライセンス資格停止処分を受けた。昨年10月に処分が解除され、今季から生まれ故郷である京都で指揮を執ることとなった。指揮官にとっても再出発となる就任1年目で結果を残した。

 それでも、チョウ監督は「僕は監督としてまだまだ未熟で学ぶことはたくさんしないといけない中で、京都に来て新しいフットボールに挑戦して、見事に選手たちがそれに応え、結果を出してくれた。本当に選手の努力のたまもの。指導者としても人としてもまだまだ足りないなと痛感する毎日が多いですけど、今年の選手から学ぶことは多かった」と選手への感謝は尽きなかった。

 今季は残り1試合、ホームでの金沢戦となった。「あと1試合勝ち点3を届けたい。あくまでもJ1昇格は通過点。どういうサッカーを展開していくのか、世界のサッカーはまだまだ進歩しています。彼らに追いつけ追い越せできるようなチームになってほしい」と京都の未来を見据えた。

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