神戸・酒井高徳 ACL首位突破誓う「自分たちに必要な自信をつけるためにも」
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に2年ぶりに参戦しているJ組の神戸が傑志(香港)との1次リーグ最終戦(5月1日・ブリラム)に向けて30日、会見に臨んだ。2勝1分けで首位の神戸は最終戦を待たずに1次リーグ突破は確定。DF酒井高徳(31)は「1位突破、勝って最後終えるというところはみんな同じ」と勝利締めを誓った。
3試合を終えて2勝分けの勝ち点7の神戸に対し、2位・傑志は2勝1分けで勝ち点6。19日の対戦では神戸が2-1で勝利しているが、今回敗れると順位が入れ替わる。
神戸は2位になった場合も、2位のうち上位3チームに入るため、1次リーグ突破は決まっている。それでも酒井は勝利の必要性を強調した。「まずは予選1位突破して自分たちに必要な自信をつけるためにも、全力で戦っていきたい。1試合目の結果や前節の結果は関係なく、また新しい試合で新しい気持ちで臨み、勝ってすっきりして日本に帰りたい」と話した。
傑志が中2日に対し、神戸は中5日と有利な状況にある。「日にちのアドバンテージというのは絶対ある。勝負の世界で使える要素というのは使った方がいいと思う。自分たちの方が準備があったということをポジティブに捉えて、それを強みにして明日全力で戦いたい」。ACLで浮上のきっかけをつかみつつあるだけに首位通過をしっかり決めたい。