長谷部&鎌田歓喜!Eフランクフルト42年ぶりV フル出場の鎌田「強い覚悟」でPK戦志願

 「欧州リーグ・決勝、アイントラハト・フランクフルト1(PK5-4)1レンジャーズ」(18日、セビリア)

 MF鎌田大地(25)とMF長谷部誠(38)のアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)がレンジャーズ(スコットランド)を退けて優勝した。延長を終えて1-1で突入したPK戦を5-4で制した。鎌田はフル出場し、長谷部は後半13分から出場した。Eフランクフルトは1980年に前身大会の欧州連盟(UEFA)カップを制覇して以来、42シーズンぶり2度目の栄冠。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を得た。

 死力を尽くしたEフランクフルトの歓喜の輪に、鎌田と長谷部も会心の笑顔で加わった。気温30度前後の暑さの夜、2人の日本代表経験者が貴重な働きで優勝に貢献。鎌田は「サッカー人生で初めて報われた瞬間だと思う」と感慨深げに語り、長谷部は「優勝に値するチームだった」と胸を張った。

 準決勝まで5点を挙げた鎌田は厳しいマークに苦しんだ。後半22分の絶好機はループシュートがクロスバーの上に外れ、両手で顔を覆った。それでもPK戦では志願して3人目で登場し「強い覚悟を持って蹴った」と力強く右隅に。意地を示し、拳を握った。

 長谷部は失点直後の後半13分に負傷した味方に代わり、3バックの中央に入った。急場を任された38歳のベテランは「長短のパスでアクセントを付けられればいいと思った」と的確な配球でチームに落ち着きを与えた。守備の1対1でも踏ん張った。

 ドイツの中堅クラブにとって、久しく遠ざかっていた欧州のタイトルだ。大歓声を浴びて目を潤ませた鎌田は「自分も歴史の一部になれてうれしい」。クラブ史に刻まれる栄光の道は、最高峰の欧州CLへとつながった。

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