EL優勝の鎌田、オランダのカップ戦Vの堂安が代表復帰 森保監督期待「タイトル獲った自信が上乗せ」

 日本サッカー協会は20日、来月の国際親善試合4試合に臨む日本代表メンバー28人を発表し、ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトに所属する鎌田大地(25)が昨年11月のW杯アジア最終予選以来となる代表復帰を果たした。

 鎌田はW杯最終予選途中から出場機会が減少し、今年に入って2度の代表活動では招集外となっていた。一方、所属クラブでは主力としてリーグ戦32試合で4得点3アシストを記録。特に欧州リーグでは全13試合に出場し、チームトップの5得点を挙げる活躍で、前身大会の欧州連盟(UEFA)カップを1980年に制して以来、42年ぶり2度目の優勝に貢献した。

 また、3月のW杯最終予選で外れていた堂安律(PSVアイントホーフェン)も復帰した。堂安も4月にオランダのカップ戦・KNVB杯でキャリア初のタイトルを獲得した。

 森保監督は「所属で自分の存在を常に見せ続けていた。今度会うのを楽しみにしている。2人はタイトルを獲って、その自信は間違いなく彼らの力に上乗せされる」と、期待を込めた。

 また、スコットランド・プレミアリーグのセルティックに所属する古橋亨梧(27)は昨年11月のW杯最終予選以来の代表選出となった。4月に負傷から復帰した古橋は14日のリーグ最終節で2得点し、今季リーグ戦12得点、公式戦通算20得点を記録した。

 W杯カタール大会(11月開幕)に出場する日本代表は来月2日に札幌ドームでパラグアイ代表、同6日に東京・国立競技場でブラジル代表、同10日にノエビアスタジアム神戸でガーナ代表、14日にパナソニックスタジアム吹田でチリまたはチュニジア代表と対戦する。

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