日本サッカー協会は２０日、来月の国際親善試合４試合に臨む日本代表メンバー２８人を発表し、ドイツ１部シュツットガルトに所属するＤＦ伊藤洋輝（２３）が初選出された。

　昨夏に磐田から期限付き移籍した伊藤は３バックの左で定位置を獲得し、リーグ戦２９試合で１得点１アシストを記録。リーグの最優秀新人賞候補にも名を連ねた。１８８センチの長身で左利き。森保監督は１７日に「１シーズン、レギュラーで出続けたこと」を高く評価。「世界のトップのＦＷを相手にしてもしっかり守備ができる。攻撃の起点として間違いなく計算されていた。チームの武器になっていた。彼の成長はすごいなと思って見ている」と賛辞を贈っていた。

　Ｗ杯カタール大会（１１月開幕）に出場する日本代表は来月２日に札幌ドームでパラグアイ代表、同６日に東京・国立競技場でブラジル代表、同１０日にノエビアスタジアム神戸でガーナ代表、１４日にパナソニックスタジアム吹田でチリまたはチュニジア代表と対戦する。