大阪ダービー逆転負けのG大阪 試合中に異例の内紛も 片野坂監督「相手の思うつぼ」

 後半、口論となったG大阪・昌子(左)とレアンドロペレイラ(右奥)=撮影・坂部計介
 C大阪に逆転負けを喫し、サポーターから厳しい声をかけられるG大阪イレブン(撮影・坂部計介)
 C大阪に逆転負けを喫し、ガックリのG大阪イレブン(撮影・坂部計介)
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 「明治安田生命J1、C大阪3-1G大阪」(21日、ヨドコウ桜スタジアム)

 今季リーグ戦初の大阪ダービーが開催され、ホームのC大阪が後半の3ゴールで逆転勝ちした。リーグ戦での大阪ダービーの通算成績はC大阪の13勝8分け23敗となった。

 敗れたG大阪で思うようにゲームが進まないことを示すように、試合中に異例の仲間割れが起こった。1-2と1点を追う後半43分、スローインをしようとしたDF昌子がFWレアンドロペレイラと激しく口論。レアンドロペレイラが昌子の元に詰め寄り、ゲーム主将の三浦らが止めに入った。

 試合はその後、1失点したG大阪が敗戦。リーグ戦での大阪ダービーは最近6試合2分け4敗と劣勢が続く。後味の悪さも残しての敗戦となった。

 試合後、片野坂知宏監督は題のシーンについて言及。「試合後にロッカーでどういう意図であのようになったのか冷静になってお互い話し合いました。共通しているのはお互い勝ちたいという思い。それがぶつかり合った。プロの選手として、前と後ろの食い違いや要求というのはある。ただ、二人にも言ったのはああいうふうにピッチで言い合うのは相手の思うつぼ。ビハインドの中で一体感を持ってやらないといけない。苦しい時こそリーダーとなってやってほしいと伝えました」と説明した。

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