日本サッカー協会は25日、元日本代表監督で5月に死去したイビチャ・オシムさん、長崎・国見高の元監督で1月に亡くなった小嶺忠敏さんら4人の日本サッカー殿堂入りを発表した。9月10日に掲額式典が行われる。
日本協会国際委員として南米との関係を深め、2019年に死去した広島県出身の北山朝徳さん、女性指導者の草分けで静岡県出身の綾部美知枝さん(73)も選出された。女性の殿堂入りは初。
オシムさんはボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、日本の強みを生かす強化方針は今も引き継がれている。長崎県出身の小嶺さんは情熱的な指導で全国高校選手権を6度制し、多くの名手を育てた。