過密日程のレアル、年明け日程でスケジュール再調整へ 選手協会が難色
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードの2025年年明けの試合日程が再調整の必要性に迫られている。スペインリーグが提案した1月2日実施の案を選手協会が難色を示したためで、続くカップ戦の実施日を含めてスケジュール調整しなければならない情勢になっている。スペインのスポーツ紙マルカが伝えている。
報道によると、スペイン選手協会(AFE)が、本来10月末に行われるはずだったリーグ12節のバレンシア-レアル・マドリード戦の1月2日開催に異議を唱えた。同協会はこれ以前に「12月23日から1月2日の期間には試合を組み込まない」との協定を結んでおり、リーグとスペイン連盟に対し最終的な決定を促している。
試合が3日以降に実施されると、同じ週の週末に行われる国王杯の日程がずれ込むことになる。これは試合間の休息期間を確保するためのものだが、実際のところ5日以降はプレーできない事情がある。レアル・マドリードにとっては翌週サウジアラビアで行われるスペインスーパーカップ準決勝のマジョルカ戦が9日に予定されているためで、延期分を2日に強行開催するか、さらに先延ばしするかの選択に迫られることになりそうだ。