攻撃サッカー、宝物のように残る J1札幌退任のペトロビッチ監督

 今季限りで退任するJ1札幌のミハイロ・ペトロビッチ監督が9日、札幌市内で記者会見に臨み「札幌が攻撃的なサッカーをするという印象をつくることができた。ここで頑張ったことは、心の中で宝物のようにずっと残っていく」と時折、笑みを浮かべながら振り返った。

 Jリーグでは広島、浦和を経て2018年に札幌の監督に就任した。1年目にクラブ最高成績となる4位、19年はYBCルヴァン・カップで準優勝に導いた。今季は8連敗を喫するなど不振で19位に終わり、来季の札幌は16年以来となるJ2に降格する。

 今後について、67歳の同氏は「監督のキャリアを終えるのは、なかなかはっきりと言えない」と話すにとどめた。

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