あと1日で能登半島地震から1年 敗戦にも金沢学院大付・北監督「最後まで諦めないところは見せられた」

 帝京に敗れて肩を落とす金沢学院大附イレブン(撮影・堀内翔)
 帝京対金沢学院大附戦で張り出された横断幕(撮影・堀内翔)
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 「全国高校サッカー選手権・2回戦、帝京5-0金沢学院大付」(31日、Uvanceとどろきスタジアム)

 初出場の金沢学院大付(石川)は帝京(東京B)の猛攻を止められず、2回戦で姿を消した。

 1回戦はPK戦の末に勝利し、選手権の全国大会で初勝利を記録。だが、この試合は前半7分には帝京MF堀江真広(3年)にミドルシュートを決められ先制を許すなどで2点を失うと、後半にも3点を追加された。

 金沢学院大付の北一真監督は「(試合途中で)修正はしたが、相手の決めきる力が一枚上手だった」と脱帽。それでも全国で1勝を挙げたチームに「ゼロを一にするのが一番難しい。ウチの(選手権での)歴史をゼロから一にしてくれた」と感謝の言葉を送った。

 1月1日に石川県を襲った能登半島地震から、あと1日でちょうど1年を迎える。スタンドにはこの日も「がんばろう能登」の横断幕が掲げられた。地元に全国での2勝目を届けることはできなかったが北監督は「最後まで諦めないところは見せられた。そういうところが地元に届いてくれれば」と最後まで懸命に戦った選手たちの姿が、被災地の明るい話題となることを願っていた。

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