アルゼンチン 14大会連続W杯決めた メッシ欠場もライバルのブラジルに4-1圧勝
「W杯南米予選、アルゼンチン4-1ブラジル」(25日、ブエノスアイレス)
南米予選が各地で行われ、前回王者の首位アルゼンチンが14大会連続19度目の本大会出場を決めた。ブラジルとの試合前にボリビアがウルグアイと0-0で引き分けたため、出場権を得られる6位以上を確保。ブラジルには4-1で快勝し、勝ち点31とした。アジア最終予選では、A組の首位イランが2位のウズベキスタンと2-2で引き分けて4大会連続7度目の本大会出場を決めた。勝ち点20として3位のアラブ首長国連邦(UAE)とは7差で、2試合を残して同組2位以内を確保した。
アルゼンチンは他会場の結果により試合前に予選突破が確定していたが、ホームでブラジルに4-1と快勝して南米一番乗りでの切符獲得に花を添えた。
内転筋の軽傷でメッシを欠いた中、アルバレスらのゴールで前半を3-1で折り返し、後半に駄目を押した。一大会の予選でブラジルに2勝するのは初めて。アルバレスは「歴史的な勝利だ」と誇った。23年9月に始まった今南米予選は、初戦から無失点の4連勝と好発進。10チーム中6位まで出場枠が拡大された総当たりの戦いで首位を独走した。
メッシは出場すれば史上最多6度目となる来年の本大会中に39歳となる。初めて頂点に就き、集大成になるとみられた前回W杯の後も変わらぬ存在感を発揮し、今予選もチーム最多の6得点でけん引した。