森保監督 J日程へ苦言「主要国に関してはまずありえない」代表ウイーク中にルヴァン杯開催
サッカー日本代表の森保一監督(57)が9日、国際親善試合・パラグアイ戦(10日、パナソニックスタジアム吹田)に向けた公式会見に試合会場で臨み、負傷で不参加となったMF遠藤航(リバプール)の追加招集を行わなかったことについて説明した。
森保監督は「国内からの招集も考えていましたが、ルヴァン杯をやっている。タイトルがかかった試合の準決勝の準備から選手を抜くことは良くないと思って招集しませんでした」と明かした。8日にルヴァン杯準決勝第1戦の川崎-柏、横浜FC-広島の2試合が行われた。
その上で「代表の活動とJ1の舞台と同等の戦いが重なるのは世界の中でもほとんどないし、サッカーの主要国に関してはまずありえない。招集に関してIW(インターナショナルマッチウイーク)では選手を選べるようにという未来につながっていけばいいと思います。選手ファーストということを考えて、今後選手が思い切って活動できるように日本のサッカーの環境も変わっていくとありがたいなと思います」と提言した。



