広島 接戦制し勝ち点7 加藤が千金弾!ルヴァン杯制覇から中2日、数的不利も全員でカバー 指揮官「いいゲームだった」
「ACLE・1次リーグ、広島1-0江原」(4日、エディオンピースウイング広島)
東地区の1次リーグ第4戦が行われ、広島はホームで江原(韓国)に1-0で競り勝ち、2勝1分け1敗で勝ち点7とした。後半18分、FW加藤陸次樹(28)がゴールを決めた。江原は2勝2敗で同6のまま。町田はホームでメルボルン・シティー(オーストラリア)に1-2で敗れて今大会初黒星を喫し、勝ち点5から伸ばせなかった。1-1の後半追加タイムに失点した。メルボルン・シティーは同6。
ルヴァン杯制覇から中2日、広島が選手層の分厚さを示して勝ち点3をつかんだ。先制ゴールの加藤は「タフなゲームになったが、全員で戦い、いい結果になった」と、チームで培った総合力の高さに誇らしげだった。
韓国の強豪を迎えて前半は思うように得点できなかったが、後半からジャーメインらを投入したことで本来のリズムを取り戻した。0-0の後半18分、相手守備のバックパスを加藤が奪取し、ジャーメインのシュートのこぼれ球を加藤が蹴り込んだ。1日のルヴァン杯決勝では途中出場だったアタッカーは「数字に表れる結果を出せて良かった」と喜んだ。
その後、守備の要の佐々木主将が2枚目のイエローカードを受けて退場となったが、全員でカバーして1点を死守。スキッベ監督は「10人になっても、すごくファイトして、いいゲームだった」とたたえた。
9日にJ1浦和戦、16日は神戸との天皇杯準決勝が待ち受ける中、勢いを得られた。加藤は「総力戦で頑張っていきたい」と気合を入れた。





