ACLE 神戸が蔚山に1-0勝利 吉田監督「チーム全員で守り切るところを統一できた」

 「ACLE・1次リーグ、神戸1-0蔚山」(5日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸がグループリーグ1、2位攻防戦で蔚山を抜き、3勝1敗で1位に躍り出た。

 苦しみながらの薄氷勝利だった。後半12分、味方からのパスを受けたFWジェアンパトリッキが相手DFの股を抜く先制ゴール。重い扉をこじ開けた。ACLEでは10月22日・江原(韓国)戦に続く2試合連続得点をマークした。

 吉田監督は「神戸らしいサッカーができた。ジェアンが決めてくれて試合を有利に進められた。最後は押し込まれたが、チーム全員で守り切るところを統一できた」と振り返った。ジェアンパトリッキも「どの選手もチームの役に立ちたいと思ってプレーしている。それがぼくのところに転がり込んできた。一丸となって戦って、力のある神戸を見せることができたのがうれしい」と安堵の笑みを浮かべた。

 前半はボールを支配しながらも0-0と決め手に欠いた。GK前川、FWには大迫、宮代とベストに近いメンバーが先発したが、相手の堅い守りと不運に苦しんだ。前半11分、大迫からMF井手口、さらに大迫へとつなぎボレーシュート。ゴールネットを揺らしたかに見えたが、一連の動きの中でオフサイドを取られノーゴール判定。さらに同35分には、DF永戸からのパスを受けて大迫が蹴り込んだが、クロスバーを直撃して外れた。

 この後は中3日で9日にJリーグのG大阪戦(パナソニックスタジアム吹田)、16日には天皇杯準決勝・広島戦(同)も控え、負けられない試合が続く。公式戦5試合ぶりの勝利で、国内での試合に弾みをつけた。

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