バルセロナ守備崩壊もフリック監督「自分たちのサッカーをしたい」 「カミカゼ」フリット氏ら解説陣は疑問視
「欧州CL・1次リーグ、クラブ・ブリュージュ3-3バルセロナ」(5日、ブリュージュ)
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのハンジ・フリック監督が欧州チャンピオンズリーグ(CL)のクラブ・ブリュージュ戦で3失点と守備陣の弱さを露呈するも、自身の考えを変えず今後も高い守備ラインを敷いて戦うスタイルを曲げないとした。
ハンジ・フリック監督は試合後「我々はバルサで、自分達のサッカーをプレーしたいと思っている。全てを変えると話すことはできるが、私はそういうタイプの監督ではない。我々は自分たちのDNAとともに戦う。自陣で守り1-0で勝つためにカウンターをすることはない」とした。
ブリュージュ戦ではハーフライン近くに敷いた最終ラインの裏を突かれて17分まで2失点、後半にも3点目を奪われて常に追いかける展開に。スペイン代表FWラミン・ヤマルが2得点に関与する活躍で引き分けに持ち込んでいた。
中継テレビ局で解説した元オランダ代表のFWルート・フリット氏は「なぜ失敗するプランに固執するのか」とリスクの高いバルセロナの戦術を「カミカゼ」と自爆行為だとし、別の局で同じく解説した元フランス代表FWティエリ・アンリ氏も「この先何度同じことを続けるのか」とドイツ人指揮官のやり方に疑問を投げかけている。




