名門復権!鹿島9年ぶり優勝 史上最多更新の9度目 表彰式にジーコ氏登場で本拠地最高潮

 ジーコ氏を囲んで笑顔の鹿島イレブン(撮影・金田祐二)
 後半、2点目となるヘディングシュートを決める鹿島・レオセアラ
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 「明治安田J1、鹿島2-1横浜M」(6日、メルカリスタジアム)

 鹿島が横浜Mを2-1で下して勝ち点76とし、9年ぶりのリーグ優勝を果たした。史上最多を更新する9度目の制覇で、最終節までもつれた2位の柏との優勝争いを勝ち点1差で上回った。就任1季目の鬼木達監督(51)はJ1の監督として、自身の記録を塗り替える歴代最多5度目の頂点。複数のクラブでリーグ制覇を成し遂げた初の監督となった。柏は町田を1-0で退けたが、勝ち点75の2位で終えた。

 鹿島を愛する全員が待ち望んだ瞬間だ。歓喜の表彰式、DF植田は「鹿島が一番だ!」と絶叫。選手から水を浴びた鬼木監督は「うれしい、言うことないです」と晴れやかに笑う。その後、クラブアドバイザーのジーコ氏が登場すると「ジーコ!」コールの大歓声。シャーレを高々と掲げると、スタジアムの盛り上がりは最高潮に達した。

 最後にエースのFWレオセアラが真価を発揮した。0-0の前半20分に値千金の先制弾。後半12分にも追加点を奪うと、ユニホームを脱いで喜びを爆発させた。今季、C大阪から加入したストライカーは21得点を重ね、初の得点王。「言葉で表すのが難しい」と万感の思いが涙に表れた。

 8年前の悪夢を払拭した。2017年、自力優勝に王手をかけてから痛恨の2試合連続ドロー。鬼木監督率いる川崎に逆転Vを許した。当時のピッチで悔しさを味わったDF植田。リーグ優勝から遠ざかった長年の雪辱を果たし、サポーターに「長い時間、待たせてしまい申し訳ない」と涙した。止まっていた時計の針がようやく進んだ。

 鬼木新監督のもと「勝ちながら成長」を掲げてきた。その意識は選手にも浸透している。9月の浦和戦後、勝利したにもかかわらずFW鈴木は「このままだと優勝できない。何人がここから危機感を持って練習できるか」と、ヒーローインタビューで異例のメッセージ。現状に満足せず要求し合う集団は完成度を高め続け、最終節までの15試合を無敗(10勝5分け)で駆け抜けた。

 名門復権へクラブも一体となった。前半戦に主力のDF安西やFW師岡らが大ケガで離脱も、DF小川、FWエウベルらを補強。尽力した中田浩二フットボールダイレクター(FD)は「本当にしんどかった」と肩の荷を下ろした。

 中田FDに「変える必要ないでしょ」と続投を明言された鬼木監督は「とにかくタイトルを取り続けたい」と意欲。新たな黄金時代の到来へ、第一歩を踏み出した。

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